前回TIME関数で時間を15分刻みで表示する方法How to display time in increments of 15 minutes, 30 minutes, etc. (TIME function) Excelをご紹介いたしましたが、CEILING関数とFLOOR関数を使った方が簡単ではないかとご指摘をいただきました。恥ずかしながら私は指摘されるまでこの関数を知りませんでしたが調べてみると確かに便利そうだということが分かりましたので、今回はこの関数を使った15分刻みにする方法をご紹介いたします。
CEILING関数の使い方(繰り上げ)
CEILING(数値, 基準値)
First of all, we must find the "B3」セルに入力されている時間情報を15分刻みで繰り上げて表示するために「C3」セルに下記のように入力します。
=CEILING(B3,"0:15")

すると下図のように15分刻みで繰り上げることができました。

次にこの関数を下までコピーします。

Then, as shown in the figure below, you will see the results moved up in 15-minute increments.

FLOOR関数の使い方(繰り下げ)
FLOOR(数値, 基準値)
次は「B3」セルに入力されている時間情報を15分刻みで繰り下げて表示するために「C3」セルに下記のように入力します。
=FLOOR(B3,"0:15")

As a result of inputting this function, the 29th minute is moved down to the 15th minute, as shown in the figure below.

Let's reflect this function to the cells below.

Then you will see the results displayed in 15-minute increments, as shown in the figure below.

Conclusion
ここまで見てきたように基準値を変えれば3分刻み、5分刻み、10分刻みなど設定方法は自由自在です。
TIME関数とROWNDUP・ROWNDDOWN関数を組み合わせた方法もご紹介していますので、参照してみてください。How to display time in increments of 15 minutes, 30 minutes, etc. (TIME function) Excel
どちらが分かりやすく、使いやすいか、ぜひいろいろなご意見をコメント欄にいただきたいです。
今回の記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。
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