.NET Frameworkのバージョンとは？
.NET Framework（ドットネット フレームワーク）にはいろんなバージョン（道具箱の種類）があって、少しずつ中に入っている道具が違います。SeleniumBasicは特定のバージョン（決まった道具箱）の道具を使って動くように作られているので、バージョンが違う道具箱だと、必要な道具が見つからずに動かなくなってしまうんです。
例えると…
例えば、ラジコンカーのプラモデルを作るために「ミニ四駆用のプラモデルキット」を用意すると、組み立てに必要なパーツが足りなくてうまく作れません。
これと同じで、.NET Frameworkのバージョンが違うと、SeleniumBasicも必要な道具が見つからずにうまく動かないという事なのです。
どうすればいいの？
だから、SeleniumBasicを使うときには、正しいバージョンの.NET Frameworkをインストールする必要があります。そうすれば、必要な道具が揃っていて、VBAでEdgeを正しく操作できるようになります。
そこで今回は正しいバージョンの.NET Frameworkをインストールする方法をご紹介します。
但し、この操作の前にSeleniumBasicがインストールされている前提となりますので、先にSeleniumBasicをインストールしておきましょう。
.NET Frameworkをインストールする方法
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\SeleniumBasic\Scripts」を開く
フォルダ内の「StartEdge.vbs」をダブルクリックする。
これだけで、今回インストールする必要があるバージョンの.NET Frameworkをインストールすることができます。
インストールが完了したら、一度端末の再起動をしてください。
以上で.NET Frameworkのインストールは完了です。
VBAを使ったスクレイピングをするための事前準備や具体的な方法についてはこちらにまとめてありますので、SeleniumBasicのダウンロードやエクセルの設定などはこちらを参照してください。
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