Excel(エクセル)の絶対参照と相対参照

エクセル関数
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絶対参照と相対参照について説明します。

相対参照について

上のような入力状態があり、「C3」セルに隣の「B3」セルと同じ内容を表示させたい場合「C3」セルに下のように入力します。


=B3

すると上のように「C3」セルに「B3」セルと同じ内容が入力されました。

次に「C3」セルを下までコピーします。

いろいろなやり方がありますが、セルの右下をダブルクリックします。

すると、「C8」セルまで自動で関数が入力されました。

しかし、「C3」に入力された関数「=B3」とは違い「=B8」と変わっています。

これは関数が入力されたセルの相対的にすぐ左を参照するという指示になっているため、「C8」にコピーされても自動的に関数が変わったためです。

これが相対参照の特徴です。

絶対参照について

上のような入力状態があり、「C3」セルに隣の「B3」セルと同じ内容を表示させたい場合「C3」セルに下のように入力します。相対参照の時とは違いアルファベットと数字の前に「$」(ドルマーク)を入力します。


=$B$3

すると上のように「C3」セルに「B3」セルと同じ内容が入力されました。この結果は相対参照と何も変わりません。

次に「C3」セルを下までコピーします。

すると、「C8」セルまで自動で関数が入力されました。

しかし、相対参照の時とは違い「C3」に入力された関数「=$B$3」と同じ「=$B$3」のままになっています。

これは関数が入力されたセルがどこであっても絶対的に「B3」セルを参照するという指示になっているため、「C8」にコピーされても関数が変わらなかったためです。

これが絶対参照の特徴です。

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